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日暮里 「寿限無」
憂世  「新作:ほとけの子」
おさし身「ん廻し」
愚楽  「笠碁」

(出演順)

夏休み企画!
憂世姉さんの企画でたいとう診療所に行ってきました。
1年ぶり3回目の出場(?)です。ワーワーワー!

>>前回の様子はこちら

3回目ですから、以前にお会いした方の顔もちらほら見えまして、なんだかうれしくなります。
20名ほどのみなさんにお集りいただいたところで、いまここ寄席のスタートです。
今回はスタッフのWさんが司会をしてくださいました。

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例によってトップバッターの総代・日暮里兄さんは、前回ネタおろしだった寿限無が前回よりもパワーアップ!
途中でわからなくなって、「一度最初から言ってみようか!」とうまいことを言ってごまかすシーンもありましたがw
後半につれてウワーっと盛り上がって、もうみなさん「寿限無寿限無・・・」って名前を言い始めただけで笑いがおこってましたー。

th_P1040407.jpgth_P1040401.jpg

2番手は憂世姉さん。5月以来の新作「ほとけの子」です。
もう姉さんはいつも「緊張する〜緊張する〜」って言ってるんですけども、高座に上がるといきなりキリッとするんですw
この日の新作は一人だけということで、観客のみなさんも印象的だったようです。
最後のオチも力強くバシシと決まりました!
次の機会には、いよいよ古典落語をやるかも!?ということで、みなさん乞うご期待!


th_P1040414.jpg3番手はおさし身でございまーす。
お囃子が鳴らないので歌いながら高座に上がるというトラブルもありつつ、前回でなぜか自信をつけた「ん廻し」。
みなさん身を乗り出して聴いてくださいまして、調子に乗って気持ちよ〜くやらせていただきました。
ありがとうございます!


そしてこの日のトリは愚楽兄さん。ネタおろしとなる「笠碁」です!
以前から笠碁をやるやる言ってて、なかなかやらないので「やるやる詐欺」かと思ってたんですが、
この日はバッチリ決めてくれましたよー。
つまんないことでケンカして、なんとなく仲直りというこの噺。
「カウンセリング落語」にピッタリのネタだなーと思いました。

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最後に司会のWさんが、みなさんに感想を聞いてくださいました。
みなさん口々に「よかった」「面白かった」と言ってくださって、「また来てね」という声もいっぱいありました。
「『転失気』が一番好き!」という方もいらっしゃって、きっと愚楽兄さんがリクエストに応えてくれると思います。

私が印象的だったのは、始まる前にはそれほど興味がない様子だった方。
帰りがけにはすっごい笑顔で見送ってくださって、すごーくうれしかったです!

いつものことですが、スタッフのみなさんにもたいへんお世話になりました。
改めて、ありがとうございます。
みなさんと一緒の時間を過ごせることが幸せだなーと思います。

おさし身


th_P1040376.jpgth_P1040379.jpgth_P1040380.jpg

出番前はいつもヘラヘラしております・・・!
 
日暮里 「寿限無」
おさし身「ん廻し」
憂世  「新作:仏さまは知っている
愚楽  「転失気
(出演順)

お久しぶりのおさし身です!
いやー、ブログは久しぶりですけど、その間にもシークレット落語会とか、カウンセリング座談会とか、いろいろ活動してたんです。
そんな中、むくげのいえでいまここ寄席をご覧になったという方からお声がけをいただきまして、盲学校の宿舎に行ってきました。
なんだか「つながり」を感じてうれしいですね。

120807_1.jpg暑い中を会場にたどり着きますと、まずは涼しい楽屋に案内していただきまして一息。
「日暮亭」の名前が掲げてあるステージに(ありがとうございます!)、マットを置いて高座を作り、準備完了です。

今回はいつもの3人に加えまして、憂世姉さんも参加。
そして我らが富田先生が「ぜひ見学したい」ということでいらしてくださいました。
ヒエー、ちゃんとやらないと怒られる・・・って、いつも精一杯ちゃんとやってますけどねw
小中学生と先生、スタッフのみなさんに、保護者の方も数名来られまして、20人余りになったところで、いまここ寄席のスタートです。


120807_2.jpgはじめに愚楽兄さんからご挨拶がありまして、一番手は日暮里兄さんの「寿限無」。
実はこれ、担当のFさんからリクエストをいただきまして、ネタおろしだったんです。
我々もハラハラしながら見てましたw
前半はセリフがあやういところもありましたが、「何それ、間違ってんじゃねえの?」なんて自分で突っ込みを入れてたところはさすがです。
後半は徐々にノッてきまして、もう最後の方は何言ってるかわからない状態!
ともあれ楽しんでいただけたことと思います。

120807_3.jpg二番手はおさし身の「ん廻し」でして、久しぶりだなーと思ったら1年ぶりくらい?
この「ん廻し」、何となく苦手に感じてるんですが、子どもたちにはわかりやすいかなと思って、チャレンジ企画です。
いやもう、みなさんガッツリ聴いて笑ってくださるもんで、だんだん楽しくなってきまして、最後までワワワーっと大騒ぎさせてもらいました。
もうこれで「ん廻し」恐くなーい!とか言ってまた調子に乗るときっと失敗するww
いやでも、そう思えるのは観客のみなさまのおかげでございます。


さて、この日は子どもたちが中心ということもあり、ここで休憩が入りまして、その後はふれあいタイム。
いつも柳太郎師匠からおしえていただいている短い小咄をみんなでやってみようということになりました。
いやー、これがねー、もう、ものすごく盛り上がりました!

笑点をいつも見ているという子や、初めは恥ずかしかったけどやってみたという子、小さい声だけどがんばった子、それから先生も高座で小咄を披露してくれました。
あと、寿限無の長〜い名前を言ってくれた子もいて、「日暮里さんより上手ねー」なんて言われてましたw

なんだか、みなさんの和気あいあいとした雰囲気に、日頃もこんな風に過ごしているんだろうなーと感じつつ、短い時間だけどもそこに混ぜてもらっているような気持ちになりました。
みなさんも、高座に上がって落語をやってみることの楽しさを感じてくれたらうれしいです。


120807_4.jpgここから落語も後半戦。三番手は憂世姉さんの新作「仏さまは知っている」。
新作の中の子どもたちの姿が、ふだんの子どもたちの様子と重なるのか、先生たちがうんうんうなずいていてくれたように思います。
落語って昔の話でよくわかんないというイメージが、ちょこっと変わったらいいなと思いました。

そしてトリは愚楽兄さんの「転失気」です。
子どもたちも大好きな(?)屁の話ですから、ウケるんじゃないかと思ってたんですけれども・・・ややウケ?
というのも、この日はみんな朝から遊んでいたということで、だいぶ疲れてきちゃったんじゃないかと。
ちなみに私も暑さと前半の飛ばし過ぎで疲れてましたw
ともあれ、愚楽兄さんの落語はいつも通り安定の出来でした。さすがです!

120807_5.jpg

最後に「ぜひまた来てください!」とうれしい言葉をいただきまして、落語会は終了となりました。
帰り際にもお見送りしていただいてありがとうございます。
ホント、いつも思うことではありますが、私たちの方がいい経験をさせていただきました。
今度はもう少し時間を短めにしましょうねー。

おさし身
日暮里 「子ほめ」
おさし身「厩火事」
愚楽  「松山鏡
(出演順)

またこのブログからお声がけをいただきまして、西新井にある老人保健施設「むくげのいえ」に行ってきました。
ほんとにみなさん、日暮亭のブログを見つけてくれて、ありがたいことでございます。

むくげのいえ

th_P1030899.jpg当日は生憎の雨模様でしたが、日暮里兄さんの車でドーンと乗りつけますと、立派な建物!
スタッフのみなさんに歓迎していただきまして、早速着替えて会場へ。

そしたらもう大変です。50人くらいの方が集まっていらっしゃいました。
事前にお送りしていたプロフィールでご紹介にあずかり、早速いまここ寄席のスタートです。


トップバッターは毎度おなじみ日暮里兄さん。
マクラで日暮亭や師匠の紹介をしつつ、小噺を披露すると小さな笑いがおこります。
これはもうノリノリの子ほめが見られるかと思いきや、途中ちょっと飛ばしたり、言い直したりなんてところもありまして、ヤヤウケに終わりましたw
日暮里兄さん曰く、「観客が多くてちょっとビビった」そうですが、それでもみなさん楽しんでいらっしゃる様子でしたよー。

P1030908.jpgth_P1030910.jpg

そしてこのメンバーでいくと二番手はおさし身なわけで。
いつもの婚活アピールもあたたかく聴いていただきまして、がっつり厩火事をやらせていただきました。
笑いはちょっと少なめだったのが残念ですが、厩火事はそんなに大笑いするところないですからね。
(と自分をなぐさめてますw)
でも、みなさんが本当にじっくりと聴いてくださってるのが伝わってきました。ありがとうございます!

P1030916.jpgP1030914.jpg

そしてトリは愚楽兄さんの松山鏡。
マクラでボケると、思わず「うそー」という声もあがりまして、たいへん盛り上がりました!
それでいて聴かせるところはグッと聴かせますからねー。
最近、「初めて行ったところでは松山鏡をやる」と決めているそうですが、さらに磨きがかかってピッカピカの松山鏡だったように思います。

th_P1030925.jpgP1030930.jpg

1時間ほどで終了となりまして、みなさん口々に「面白かったー」「ストレス解消になったー」なんて言ってくださいました。
ありがとうございます!

「またぜひ来てね」という声もあったようで、担当のKさんと、次回はぜひ分かち合いの時間も作りたいですね、なんて話をしてきました。
そうなると次回はぜひもっと笑っていただきたいなー、なんて欲張りな気持ちになったおさし身でした。


おさし身
th_P1030902.jpg
出演前の日暮里兄さん。
このあとグダグダになることはまだ知らないw
みんなー、柳太郎の会があるらしいよー。

日暮亭メンバーがいつもお世話になっております、我らが春風亭柳太郎師匠の「柳太郎の会」が6月16日にあるそうです。
早速チラシをドーン!

chirashi.jpg

2012年6月16日(土)
18時開場 18時半開演
@お江戸日本橋亭
入場料¥2,000


折り目がついて、よりフランケンっぽくなっちゃってますけども。
みんなの人気者w、桂枝太郎師匠がゲストらしいよ〜。

日暮亭の活動に興味をもってくださったみなさんも、一緒に柳太郎師匠の会を楽しみませんか?
「この方がご指導くださっているなら、日暮亭の落語はきっと立派なものであろう」
と思うこと間違いなし!? いや、それはないか・・・

ともあれ、ここにたどり着いたのも何かの縁。
ぜひ日本橋亭に足を運んでくださいね。

お問い合わせは春風亭柳太郎師匠まで。
詳しくはブログをご覧ください。
落語つれづれ草


うちのウサギもオススメしています!!
「柳太郎マジヤバイYO!」
chu.jpg
(連れていきませんけどね)

この場を借りて告知させていただきました!
ありがとうございます。

おさし身
 
日暮里 「新作:ストレス部長」
おさし身「厩火事」
愚楽  「転失気
お手伝い:日暮亭ららら

(出演順)

120523-1.jpgもう4回目となる厚生年金病院でのいまここ寄席でーす。
いつもお世話になっております。

今回も平日の開催ということで、いつもの「平日メンバー」なんですが、初参加の日暮亭らららさんがお手伝いで来てくれました!
どうですか。両手にオッサンですw
私も中身はすっかりオッサンですので、女子に来てもらえるとテンションが上がります。

この日は写真撮影もバッチリこなしてくれましたよ〜。
らららさんもワークショップで新作を作ったことがあるので、いつの日かいまここ寄席の高座に上がってくれるとうれしいです。


さて、この日のトップバッターは日暮里兄さん。
ひさしぶりの高座が楽しくて仕方ない!!というのが伝わってくるような新作でした。
余裕をもってゆったりとやっていたストレス部長ですが、オチのところが若干ズッコケ気味でして・・・。
そんなところも含めて、みなさんに楽しんでいただけたように感じました。

120523-2.jpg120523-3.jpg

二番手のおさし身は厩火事。
考えてみたらけっこう久しぶりな気がする厩火事でございます。
ちゃんとさらっておけばよかったんですが、微妙に思い出しながらやってたもんで、焦って若干早口になっていたように思います。申し訳ない!
日暮里兄さんとは反対に、オチだけはきっちり言わせていただきまして、終わりよければすべてよし、ということにしておきましょうw

120523-5.jpg120523-4.jpg

トリは愚楽兄さんの転失気です。
愚楽兄さんもしばらくぶりの転失気ということで、微妙に言葉が出てこなかったり、ちょこっと飛ばしたりなんてこともありましたが、さすが抜群の安定感。
もう「へーへー」言うたんびに、おかしくておかしくて笑いがこらえきれない、なんて様子のお客さんもいらっしゃいました!

120523-6.jpg120523-7.jpg

と、落語の中身の方は完璧とはいかなかったものの、実に和やかないい時間を一緒に過ごさせていただきました。
ありがとうございます。

この日は、ご家族やスタッフの方も含めて10名弱の方においでいただきましたが、1回目からずっと楽しんでいただいているSさんにも再会することができました。
緩和ケア病棟だから「次はお会いできるかわからない」という思いで一期一会を意識するわけですが、日々の暮らしの中でも、急に誰かに会えなくなってしまうことは起こりうるんですよね。
うかうかしていないで、「いま・ここ」を大切にしていこう、と思いました。

おさし身
おさし身「たぬ札
憂世  「新作:ほとけの子」
保樹美 「新作:供養」
愚楽  「松山鏡」
お手伝い:ガッキー改め楽喜

(出演順)

120519-1.jpg今回は、辻水深団地に見学に来られたご縁で、辻3丁目「つくしの会・ふれあい会食」にてカウンセリング落語を、とお声がけいただきましたー。
さいたま市の一部で人気になりつつある日暮亭でございます。

そのときの様子はこちら


この日は日暮里総代が急用にて欠席のため、おさし身が幹事をやらせていただくことに。
不慣れなこともあって、担当のOさんにはいろいろご迷惑をおかけしました!すみません!
メンバーの協力もあり、なんとか無事に当日を迎えることができました。

会場は神社の敷地内にある辻公会堂。
ご高齢のみなさんとスタッフのみなさん、あわせて60名ほどにお集りいただきました。
お客さんが多いと、いつも以上に気合いが入ります!


120519-2.jpg自治会長さんのご挨拶に続き、おさし身から日暮亭といまここ寄席のご紹介を簡単にさせていただきまして、わたくし、トップバッターで高座にあがりました。(すっかり独り舞台w)
ところが、はじめの挨拶で言うことに気を取られていたせいか、「たぬ札」のマクラで、狸の部分をポーンと飛ばしてネタに入っちゃったという。
お客さんにはあまりバレていなかったようですが、メンバーにはバレバレでしたw
とは言え、無事に最後まで話し終えることができたのは幸いでございました。


120519-3.jpg二番手は憂世姉さんの新作「ほとけの子」。
何度やっても緊張する〜〜〜と言ってた姉さん、浴衣の柄にも緊張が渦巻いておりましたw
話の中に出てくる子どもたちのように、熱心に聞き入っていたみなさんも、最後のオチでは爆笑。
憂世姉さんらしい(?)、いいオチだと思います!
まだ聴いていない方は、ぜひリクエストしてくださいねー。


120519-4.jpg引き続き、新作の新作「供養」をひっさげて、保樹美さんの登場〜。
しかし途中で続きが出てこなくなり、我々もハラハラしましたが、みなさんの暖かい拍手にも支えられてか、無事に復活していました。(本人曰く、頭が真っ白ではなく、グレーくらいになったとのことw)
後半では、二人会のとき以上に笑いもおこっていました。
失敗したのがかえってよかったのか? 万事、塞翁が馬ですな。


120519-5.jpgトリはもちろん、愚楽兄さんの「松山鏡」。
もうここまでに我々がたっぷりあっためておきましたから、しょっぱなから大きな笑いが起こります。
たっぷり間もとって、余裕の高座だな〜と思っていたら、実はちょっとふらついていたとのこと。
そんなことは微塵も感じさせない出来でしたが、ホントに倒れたらシャレになりませんからねー。


このあと、テーブルを移動して5つのグループに分かれてのふれあい会食。
日暮亭のメンバーも1グループに一人ずつ加わって、ご飯を食べながらの分かち合いです。
お弁当のほかにお漬け物やサラダ、お吸い物なんかもご用意いただきまして、もうすごーくおいしかったです!

私のいたグループでは、まず、落語面白かったわ〜〜とほめていただきまして(ありがとうございます!)、すごく住みやすくていいところなのよ〜なんて話、ご近所のちょっとした困りごとの話、家族の話や病気の話など、いろいろ聴かせていただきました。
印象的だったのは、機械と筆談でお話をされる方がいらしたことです。亡くなった私の父も同じ病気でしたので、なんだかしみじみした気持ちになりました。

最後に、短い時間ではありましたが、楽喜さんが全体の分かち合いとして、各グループの話題や感想をまとめてくれました!
会場の準備にお囃子(のCD)、めくりと、裏方としても大活躍してくれたましたよー。
次はもちろん、高座に上がっちゃうんだろーう?

うっかり楽喜さんの写真を撮り忘れたので、準備中のひとこま
120519-6.jpg

やっぱり落語の感想を聴かせていただいたり、落語をきっかけとして日常の話を分かち合ったりするのは、とってもうれしく楽しい時間だなーと思いました。

いい機会をいただいて、Oさんはじめスタッフのみなさん、ありがとうございました!
また駅から会場まで送迎もしていただき、ありがとうございました!

おさし身

オマケ:打ち上げでも大活躍の愚楽兄さんですw
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愚楽  「松山鏡」
保樹美 「新作:医者  いま、むかし」
憂世  「新作:ほとけの子」
おさし身「たぬ札

(出演順)

0421-2.jpg二人会の興奮も覚めやらぬ中、相模原へ行って参りました〜。
今回は保樹美さんのご友人からご縁をいただきまして、「ハッピーデイズ相模原中央」さんでのボランティア落語です。

ハッピーデイズ相模原中央のご紹介はこちら

こちらはワタミさんの通所介護施設なんだそうです。
サイトにも書いてありますが、「レストランのようなデイサービス」ということで、まさに入り口はレストランそのもの。
よく間違えて入って来られる方もいらっしゃるということでしたw

素晴らしいポスターと、雰囲気を盛り上げるチケット(もちろん無料ですが)まで作っていただきました。ありがとうございます!

0421-1.jpgみなさんが揃われるまでの間、ロボット君に前座をつとめてもらったりして、実にあったかい雰囲気だなーと思いました。
(写真はロボット君&司会をしてくださったスタッフSさん)

初めての場所なのでちょっと緊張しますが、「いつも通りなら大丈夫」という師匠の言葉を旨に、いまここ寄席のはじまりです。


0421-3.jpg今回は日暮里兄さんが欠席のため、あわや女子落語会になるかと思いきや、黒一点(?)の愚楽兄さんが来てくれまして、トップバッターをつとめます。
「イケメンだから途中で抱きついちゃうかもしれない」なんて声のなか、『松山鏡』からのスタート。
もうね、初っぱなから楽しげな笑い声が響いてきまして。
愚楽兄さんは「箸が転げてもおかしい年頃なんじゃないか」なんて冗談を言ってましたが、本当にみなさんよく笑ってくださいました。

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出演前に「どっちの手ぬぐいショー」をやる愚楽兄さん
 

0421-7.jpg二番手は保樹美さん。この日は幹事ということで、仕切りもバッチリです!
医者のマクラも長いバージョンでそつなくこなしまして新作へ。
調子が悪くて医者にかかるという内容もあってか、みなさん「うんうん、わかるわかるー」てな感じで深くうなずいていらっしゃいました。

0421-6.jpg友人の前で落語をやるということで、「いつも以上に緊張した〜」と、本人は言ってましたが、全然そんな風には見えない落ち着きっぷりでした。


お次は憂世姉さんの新作『ほとけの子』です。
これ、先日の二人会でやったばっかりのネタなんですけどね、二人会のとき以上にウケてました。
って、比べちゃいけないのかもしれませんけどね。

0421-8.jpgウケるとうれしくなっちゃって、さらにがんばっちゃうもんですから、笑いの相乗効果でもってたいへんに盛り上がりました!


ここでいったんおやつ休憩。
今までにない流れなもんですから、いったん盛り上がった場が落ち着いちゃったらどうしよう・・・なんて要らぬ心配をしていたんですが、ところがどっこい、話に花が咲きまして、さらに空気があったまったように感じました。

我々もスタッフのみなさんと一緒に間へ入らせていただいて、いろんな話を聴かせていただきました。
柳昇師匠のファンの方や、けっこう寄席に行くという方、落語を覚えてやってみたいなあという方など、もっともっとお話を聴いていたい気分になりました。
やっぱりこれ、落語をやったからこそだと思うんです。
いきなり初対面で「話しましょ」って言っても難しいですもんね。
「落語を通したコミュニケーション」という日暮亭の目的が、少し達成できたかなーなんて感じました。


0421-9.jpgと、いつまでも喋っているわけにもいかず、トリはおさし身の『たぬ札』です。
さきほどの休憩時間におしゃべりをしたこともあり、私もどこか安心したような気持ちで、たぬきになりきることができました。
「面白かった」「楽しかった」という声もとってもうれしかったですが、「たぬきがかわいかった」という声もいただきまして、ありがとうございました!
(たぬきにならなくてもカワイイので、そこんとこヨロシク)


みなさんいつもこうして賑やかなのかと思ったのですが、スタッフの方に聞いたところ、「みなさんがこんなに笑っているのを見たのは初めてです」ということでしたので、驚きました。
おいしいコーヒーもいただいて、今度はぜひ、みなさんが「とってもおいしい」と口を揃えて言っていたランチも食べてみたいと思います。

柳太郎師匠にはいつも高座百遍と言われておりますが、今回も「こうして回数を重ねることで実力と経験は必ず向上していくはず」というメッセージをいただきました。
今後もまたいろいろな場で経験を積んでいきたいと思っております。


カウンセリング落語ボランティアに興味のある方、
ぜひ右側にあるお問い合わせフォーム→→→→→→→
からご連絡ください!お待ちしておりまーす。

おさし身

 
以前から告知させていただいた通り、4月8日に開催された「春風亭柳太郎・富田富士也 “二人会”」。
我々日暮亭のメンバーも、無事に新作を披露することができました。
ご来場いただいたみなさま、いつも応援してくださってるみなさまに、改めてお礼を申し上げます!

今回は新作のカウンセリング落語だけではなく、日常の出来事を語る「随談」の部もありまして、これまでとはまた違った趣向でお送りしました。
ボランティアで随談を披露する機会はまだないのが残念ですが、今後は「カウンセリング落語」の醍醐味をさらにお伝えするためにも、随談や色物もあわせてお楽しみいただきたいと思っております!
(なーんて勝手なことを言ってますが、メンバーの都合次第ですので悪しからず)。

ninin2.jpg

私たちのボランティア活動を紹介するコーナーも予定されていたのですが、時間の都合によりカット、ということになりました。
期待してくださった方がいたらごめんなさい!
その代わりと言っては何ですが、今後、ボランティアの場などで、我々の熱い想いを伝えていく機会があると思います。
そのときには、多少の暑苦しさは許してくださいませw

また来年の春に、日本橋でみなさんとお会いしましょう。
この場を借りまして、いつも熱血ご指導をいただいている春風亭柳太郎師匠、富田富士也先生にも感謝の気持ちを伝えたいと思います。
どうもありがとうございました!
そしてまたこれからもよろしくお願いいたします!

おさし身
 
ninin1.jpg

間違い探しのような2枚の集合写真はクリックすると大きく見られます!
保樹美さんより送っていただきました!エンジョーイ。

 
愚楽  「転失気」
保樹美 「新作:医者  いま、むかし」
おさし身「たぬ札
日暮里 「子ほめ」
(出演順)

実に7回目となる日赤緩和ケア病棟でのカウンセリング落語。
今回はいつもと曜日を変えての開催です。
スタッフさんやボランティアさんの顔ぶれもちょっと違うということで、よりフレッシュな気持ちでの高座となりました。

とは言え、私以外のメンバーは前々日にも千葉で落語をやってきたばかりということで、ちょっぴりお疲れの様子?
いやいや、むしろノリにノってる!ようにも感じました。


120326-3.jpg10名弱のみなさんにお集りいただきまして、この日は愚楽兄さんの転失気からスタート。
「転失気をご存じない方は手をあげてください」との声かけに、みなさんも応じてくださいまして、なごやかな雰囲気で始まりました。
こじんまりとやらせていただいておりますので、客席のみなさんとより近い感じになって、いいなあと思いました。

ほんと転失気は無邪気に面白いお話ですから、ところどころで笑いも起こります。
つつがなく話し終えたと思ったんですが、あとから愚楽兄さんは「かんだ・・・かみまくった・・・」と反省しておりました。
そんなこと、屁とも思いませんでしたけどね??


120326-4.jpg二番手は保樹美さんの新作です。
転失気にもお医者さんが出てくるんですけど、この新作にも何人かのお医者さんが登場します。
「病院でこれをやってもいいの?」と心配していた保樹美さんでしたが、あり得ないようなお医者さんだからこそ大丈夫なんだと思います。

普段はかわいらしい保樹美さんなんですけれども、お医者さんをやるとオッサンぽくなるのが面白いw
落ち着いているように見えましたが、内心はかなり緊張していたようです。


120326-5.jpg三番手はおさし身です。
このところ厩火事ばかりやっていたので、久しぶりのたぬ札。時間の関係もあってマクラなしでやらせていただきました。

ちゃんと間をとってやろうと心がけたのがよかったのか、顔が面白かったのか、いつも以上に笑っていただいたように思います。ありがたい!
しかし8円札と10円札を間違えたのはアイタタタ・・・。


120326-6.jpgそしてこの日のトリは日暮里兄さんです。
前回のボランティアの際、お客さんに「もっとゆっくり話した方がいい」とアドバイスをいただいたということで、テンポもゆっくり、かつ声も抑えての子ほめ。
いつもの子ほめは、何言ってるかわからないくらいの勢いでブワーっと盛り上がる兄さんですが、これはこれでなかなか味があって、聴きやすいなあと感じました。

しかし!なぜか最後の最後で間違えちゃいましてーーー。
それでも何とかごまかしていたので、みなさんには気づかれなかったかもしれませんw


ということで、若干の失敗はありつつも、何とか終了いたしました。

後から聴いたところでは、病室で聴いていただいてる方もいらっしゃったようです。
身体がしんどいとロビーに出てくるのもおっくうですからね。
それでも聴いていただいたことに感謝です!
落語の「日常的な暖かさ」みたいなものが、病室のみなさんに少しでも伝わっていたらうれしいな、なんて思いました。

120326-1.jpg120326-2.jpg
<出演前の一コマ>

おさし身
日暮里「子ほめ」
憂世 「新作:仏さまは知っている
保樹美「新作:家族だんらん」
愚楽 「松山鏡」

(出演順)

3月20日の祝日に、憂世姉さんのご紹介で、千葉の「あんしんケアホームわかば」で落語をやってきましたー。(らしいです)
というのも、ブログ担当おさし身は残念ながら不参加だったもので。
当日のレポートは保樹美さんが書いてくれました!
いつもと違うフレッシュなレポート、どうぞお楽しみください、

------------- では、はじまりはじまり〜 -------------

60500350.jpeg3月20日(火)千葉市内にあるグループホーム「あんしんケアホームわかば」のデイサービスで、日暮里兄さん、憂世姉さん、愚楽兄さんと、私、保樹美の4人で、いまここ寄席に行ってきました。

今回は、いつもブログを書いている、おさし身姉さんがお休みだったので、代わりに保樹美のレポートでお送りします。


千葉に到着!!
最初に思ったのが千葉駅大きいな~ということ。祝日だったこともあって、人も多く、そしてロータリー前にバーン!と「花の都ちば」という看板が…でも花の姿が見当たらないんですけど~!!ちょっとおもしろくて撮っちゃいました。

実は私、千葉県民なんですけど、東京寄りのために、あまり千葉駅は利用しなくて…すみません。


a1c4e4d4.jpegさて、施設の担当のMさんが車で迎えに来てくださって、みんなで話と景色を楽しみながら施設に向かいました。
Mさんは、とても気さくなおもしろい方で、憂世姉さんの昔からの友人ということもあり、早くも和気あいあいと和んだ空気に。

駅前を抜けると、どこか懐かしい感じがする風景が広がっていました。昔からの日本家屋があったり、広い庭を持っていたり、畑が広がっていたり…。
嬉しかったのは、そこここで梅が見頃になっていたことです。ここのところの暖かさで一気に花開いたのか、春分の日にふさわしく春らしさを感じさせてくれました。


そうこうしているうちに施設に到着。玄関に入ってすぐ、明るくて暖かい雰囲気が伝わってきました。
今日の利用者さん達20名ほどと、スタッフさん。すでに集まっていて、きちんとイスに座って待っていてくださいました。その時はちょうどテレビを見ていたようですが、突然の“珍”入者にも、みなさんゆったりとされていて、いい雰囲気。

私達が準備をしている間を使って、担当のMさんを中心に場を和ませてくれていました。手遊び歌には少し参加させてもらいましたが、みなさんよく笑って楽しそう。Mさんが、まるでテレビのADさながらに笑いの練習を始めた時には、その様子に私達の方が思わず大笑いでした。


ea313083.jpeg場が暖まってきたところで落語本番。今回も日暮里兄さんの『子ほめ』からスタートです。
まくらの謎掛けや小咄が予想以上の盛り上がりをみせて、その反応の良さにちょっと驚きました。さすが兄さん!!掴みはかなりOKです!!

…ということで、兄さんも自信満々で噺に入っていけたのか、今回は間違うこともなく早口にもならず、終始一貫して、ゆったりとした間を保って「落ち」がつき、お見事でした。


26926155.jpeg続いて憂世姉さんの『仏さまは知っている』。
打ち合わせでは「同じまくらを使ったネタを3パターン作ってるから、最近は頭の中で混乱する」と言っていましたが、どうしてなかなか、堂に入ったものです。
友人の前で演じるのも恥ずかしい、とも言っていましたが、そんな様子も見せず、やりきっていましたよ。


次が私、保樹美の『家族だんらん』。
最近ボランティアを休んでいて、本当に久しぶりの高座でした。しかもこのネタ2年ぶりくらい!!
家で練習して行ったのですが、高座に上がると緊張するもので、出だしで言葉が詰まり、肝心の次が出てこない!!…という、初めて「絶句」の恐ろしさがよぎった瞬間でした。

5.jpg柳太郎師匠に稽古をつけてもらうとき、いつも「絶句したら慌てない」と言われているのに、慌ててしまいました…。
そこはなんとか間をつないでやり過ごし、必死で頭の中を探って、糸口を掴んだときには心底ホッとしました。本当にこんな風に頭が真っ白になるんだ、と思いましたが、みなさん笑って許してくれて、本当にお客さんに救われました!!

その後は無事に言葉が出てきてくれて、歌が盛り込まれているネタなので、みなさんも手拍子してくださって、良かったです。


9588d0f2.jpeg大トリは愚楽兄さんの『松山鏡』。もう不動の地位ですね。しかも、やればやるほど演技に磨きがかかる!!
前半はじっくり聞かせ、中盤の盛り上がりから、後半、鏡を巡る正助とおみつのやりとりなんて、大迫力の演技!!みなさん、すっかり松山鏡の世界に浸っていました。
要所要所で笑いが生まれ、本当に上手いものです。愚楽兄さん、本当に腕上げてる!!


時間も予定通りで、みなさんなかなかの盛上がりを見せた会でした。
今回私が感動したのは、みなさんの笑いが溢れている雰囲気と、出囃子に合わせて手拍子をしてくれたことです。
演じ始め、終わりの拍手はあっても、出囃子から盛り上がるということは珍しいので、すごい嬉しかったです。

落語会終了後、お茶の時間にも同席させていただき、おいしいお茶とお菓子とおしゃべりを楽しみました。
落語会の様子をビデオ撮影してくれていたのですが、それを即、上映してくださり、利用者さんは本番が終わったのにまた映像で楽しむという、まるでオマケがついたお菓子のようでした。
でも、演者としては、どこか恥ずかしい気持ちでモジモジしちゃいました。

ちょうどお誕生日の利用者さんがいらっしゃり、みんなでハッピーバースデーを歌ってお祝いする手作りの誕生会は、暖かくて感動しました。
年齢を重ねても、こんな場所で仲間を作って共に過ごせたら有り難いですね。

本当に楽しいひと時を味わえました。ありがとうございました!!
(日暮亭  保樹美)


------------- 保樹美さんレポートありがとうございました〜 -------------

こうしてレポートを読むと、私も参加したかったなーっと思いますが、そこは仕方のないところ。
また機会がありましたら、ぜひ呼んでいただければと思います。
次回はぜひとも参加したいです!
おさし身

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