[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
憂世 「新作:ほとけの子」
おさし身「厩火事」
愚楽 「花見酒」
(出演順)
今年の新年会もなんと3回目!
これまたいつも呼んでくださっている専西寺さんに行ってまいりました。
たぶん5回目くらいのいまここ寄席ですので、まあ5回目ってことにしておきます。
>ちなみに去年の様子がこちら
もうこの日はたいへん寒い日だったんですけれども、十数名の門徒さんたちが集まって下さいまして、本堂で阿弥陀様を前にしての落語です。
いつも明るい日暮里兄さんは別件で餅つき大会があるってことで、憂世姉さん、愚楽兄さん、おさし身の3名でお邪魔しました。
お陰様でもうすっかり顔なじみでして、「おさし身ちゃーん」なんて声をかけていただけるのも嬉しい限りでございます。
自称、永遠の前座こと日暮里兄さんがいないので、この日のハナは憂世姉さん!
マクラの「幼稚園おもしろ話」が相変わらず好評で、クスクスっと笑い声も聴こえてまいりました。
新作「ほとけの子」の題には、子どもたちがみんな仏様のような心を持っている、というような意味も込められているとのことで(うろ覚えです、すいません)、まさに、お寺さんで演らせていただくにはピッタリの噺でございます。
まあ、オチには阿弥陀様も苦笑しているかもしれませんがw
▲姉さん、おもしろフェイスになってますww
2番手はおさし身の「厩火事」。
いやもう、厩火事はさんざんやってるから大丈夫だべーっと、実はあんまり稽古してなかったもんですから、途中ちょっと噛んだりもしてしまいました。反省。
論語という古い本にも書いてある・・・というくだり、間をとっていたように見えたところは、実は一瞬忘れていたところでしたw
まあ、いつも以上に明るく楽しいおさきさんができたので自己満足です!
▲今週3回目の出番でちと疲れ気味です
そしてトリは愚楽兄さん、おろしたてのホヤホヤの大根みたいな「花見酒」です。
実は前回のネタ下ろしから、お金の単位がどうもわかりにくいってことで、1両を1円に変えたんだそうですが、心配していたとおり、1回間違えてましたw
でも兄貴と弟分の酔っぱらいっぷりはいつも通りの安定感で、お客さんもじっくり聴いてくれて、よかったよかった・・・と思ったら、自身では納得のいかない出来だったようで、リベンジを誓っていましたよっ。
▲出番前、ちゃんとさらっていたんですけどね・・・
そんなこんなで、いまここ寄席は無事に終了。
こちらも例年通り、3人揃ってその後の新年会にも参加させていただきました。
酔っぱらいが実によかった!とか、だんだん上手になるねえ!とか、嬉しいことを言っていただきましてーの、食べーの、飲みーので、カラオケも始まって、デュエットしたり踊ったりでもって、もうなんだか訳が分からないってくらいに楽しい時間でした。
毎年呼んでいただいて、ありがたいんですが、だいぶネタが尽きてきましたので、なんとか来年までに新ネタを仕込んでおきたいなーっと思っております。
おさし身
おさし身「転宅」
憂世 「新作:ほとけの子」
愚楽 「松山鏡」
(出演順)
遅ればせながら、あけましておめでとうございます!
さてさて、今年の日暮亭も、新年会でのボランティア落語のご依頼をいくつかいただいております。
昨年同様、最初は四谷にある真英寺さんにて、「落語開き」となりましたw
>真英寺サイト
>真英寺Facebookページ
なんと日付まで昨年と同じ1月9日。
成人式のよき日に、日暮亭メンバー4名が、ドヤドヤと真英寺さんにお邪魔しました。
>ちなみに昨年の様子はこちら
真英寺さんの新年会は2回目となりますので、勝手知ったるお寺でございまして、落語を聴いてくださる門徒のみなさんの中にも顔なじみになった方がいらっしゃいます。
だから緊張しない・・・ということはなくて、やっぱり緊張しちゃう日暮亭の面々です。
▲緊張しちゃうと言いながら、控室でくつろぎ中w
▲おさし身も自撮りする余裕があったりなんかして・・・w
ハナは日暮亭総代の日暮里兄さんでございます。
昨年10月には痛風でスタンディング落語となりましたが、今回は椅子に座っての高座。
なぜなら、今度は膝を痛めてしまったからです! もう、踏んだり蹴ったりですねw
それでもさすが、新しい小噺をマクラに加えての「子ほめ」です。
でもね・・・私たちは心配してたんですよ・・・。
日暮里兄さんは、過去に「子ほめ」の途中で話が飛んだことが2回あったから。
その心配が的中してしまいまして、ご隠居が子どものほめ方を教えるあたりで、いっぺんつまってしまいまして、それでもなんとかやり直して事なきを得ました。ホッ。
本人曰く「もう降りちゃおうかと思って迷ったけど、二度と子ほめができなくなりそうなので踏ん張ったw」のだそうです。
たぶん、見ている方にとっても、ハラハラドキドキする「子ほめ」だったんじゃないかと思います!
▲座っていても貫禄です!
そして2番手はわたくし、おさし身でございます。
久々に「転宅」をやるどー!と意気込んだのはいいんですが、実に2年ぶりくらいなこともありまして、さらっても全然覚えていないという体たらく。
正月休みに稽古をすればよかったのに、風邪ひいてグダグダしているうちに終わっちゃったんですよねー。
それでもなんとか最後までやりきったんですが、あまり納得のいく出来ではなく、申し訳なくも残念でありました。
まあ、あれです。もっと笑いがほしかったんですw
▲いい天気だったもんで、めちゃくちゃ日差しがまぶしかったです。
ここでいったん休憩が入りまして、後半は憂世姉さんの新作から。
▲休憩中、家政婦は見た状態になる憂世姉さん
前半の流れはイマイチでしたが(どうもすいません!!)
このところ好評の憂世姉さんのマクラ「幼稚園おもしろ話」がウケまして、いつもの新作「ほとけの子」も盛り上がりました。
さっすが憂世姉さんです!
いつも「あー稽古するヒマがなくて緊張する〜〜どうしよ〜〜」と言いながら、バッチリこなしちゃうところが憂世姉さんの魅力なのであります。
▲ホント、阿弥陀様の前で落語ができるなんて最高です!
そしてトリは具楽兄さんの「松山鏡」。
マクラは時事ネタで紅白歌合戦やらPPAPやら・・・というところは、正直あんまり受けませんでしたがw、そこはもうさすがの実力で、堂々と「松山鏡」をやりきってくれました。
みなさん、じっくり聴いてくださっていたと思います。ありがとうございます。
いつも自分に厳しい具楽兄さんですが、この日の出来栄えはほぼ完璧!だったそうですよ。
▲そういえば、デスカフェの宣伝もしていたのでした。
そして最後は昨年同様、素敵なお店での新年会に参加させていただきました。
落語会ばかりでなく、ヨガの会や勉強会なんかも開催して、積極的に和を広げている真英寺さん。
私たちの落語も(そして新年会での大騒ぎも)、お寺の活動が盛り上がる一助になっていればいいなーと思った年明けでした。
▲締めの挨拶もこんな感じで和やかに。
ぜひまた来年も呼んでくださいね!
*一部の写真は真英寺さんのfacebookから頂戴しました。だって、自分の高座の写真を撮り忘れたんですもの・・・。
愚楽 「親子酒」
(出演順)
はい、実は毎年おじゃましていたんですが、うっかりしてブログには掲載していなかった専西寺さんの新年会でございます。
専西寺さんは文京区にありまして、ご住職にはカウンセリングの学びでもいつもお世話になっております。
たぶん4回目くらいの今回は、まさかのダブルヘッダーとなりました関係で、愚楽&おさし身の2名で行ってまいりました。
ハナはわたくしでございまして、新年だからぱーっと「ん廻し」。
実はわたくしこのネタがあんまり得意じゃありませんで、日暮里兄さんの代わりにやった小噺が一番ウケたという体たらくw
しかし大笑いこそないものの、みなさんニコニコして楽しそうに聴いてくださってありがたい限りです。
▲我ながらちょー男前に撮れた!!
そして愚楽兄さんの「親子酒」はなぜか寿限無のちょっと混ざっている長めバージョン。
バッチリウケておりましたよー。
本堂に笑い声が響くのは本当にいいものですね!
▲そして準備は愚楽兄さんに任せきりでしたwドーモスイマセン。
その後は大盛り上がりの新年会でございまして、落語がウケなかった代わりに、というわけではありませんが、カラオケで大いに盛り上がりました。
みなさんに「来年はぜひまたみんなで来てね〜」と声をかけていただき、ありがとうございました!
わたくしももっと精進して、来年こそは爆笑を狙いたいと思いますw
おさし身「たぬ札」
憂世 「新作:ほとけの子」
愚楽 「子別れ」
(出演順)
さあそんなわけで2016年はじめのカウンセリング落語は、四ツ谷にある真英寺さんにて。
カウンセリングを一緒に学んでいる別のお寺のご住職とのご縁で副住職と出会いまして、
「落語って生でちゃんと聴いたことないけど、ぜひ新年会の席で!」とお声がけいただきました。
ホントご縁はどこに転がっているかわかったもんじゃないですね。
(私の赤い糸はまだ見つかっておりませんが・・・・w)
四谷三丁目から歩いていきますと、大都会なのにほっとするような住宅が立ち並ぶ一角がありまして、真英寺さんに裏手からおじゃまする形になりました。
正面に回るとホントにいい眺め!ぜひみなさんも足を運んでみてくださいね。
>真英寺サイト
>真英寺Facebookページ
立派な控室もご用意いただきまして、我々も久々の落語会なもんで、ワクワクしながらいそいそとお着替え。
また例によって出番前はしょーもない写真を撮ったりなんかして・・・。
まずは永遠の一番手、我らが日暮里兄さんの「金明竹」。
この日は本堂の一段高いところに座布団を置いての高座だったので、いつもの「テーブルが壊れないか心配」ネタはできませんでしたが(残念!)、マクラの軽い小噺からみなさん大いに笑っていただきました。
もう、みなさん笑いの感度がいいんです。いいお客さんでありがたいです。
インチキ関西弁にも磨きがかかっておりまして、噛みすぎて何を言ってるかわからなくなるカミカミ芸も、「わざとそういう感じでやってるの?」と思わせるような、そんなステキな金明竹でした。
ホント、お客さんにたくさん笑っていただくと、落語をやる方もどんどんノリノリになっちゃうんです!
みんなひどいんですよ。「おさし身は弱ってるくらいが静かでいい」とか言うんですよ。
だから高座でも弱ってるアピールしてやりました!
で、マクラでは相変わらずの独身ネタをぶっこみましたら、この後の新年会の席でみなさんにたっぷりいじってもらえて良かったですw
久しぶりなんで「たぬ札」をちゃんとさらっていったんですが、思いっきり飛ばしたくだりがありまして。札の蚤を取らないままになってしまいました。
あんまりナチュラルに飛ばしたもんで、たぶん気が付かれなかったと思うんですが、反省しております・・・。
でも弱ってるわりにはがんばったよ!と自分に甘い評価をしておきます。
憂世姉さんは最近新しい技を編み出しました。
その技こそが、マクラでやった「幼稚園おもしろ噺」!
オチが身振りになっている小噺なんですが、大いに受けてました。
これみんな実話なんだよって言ってましたが、幼稚園ってネタの宝庫だなーっと思います。
やっぱりはじめに笑いが来たからか、新作「ほとけの子」もいつも以上にノッてたような気がしますぞ。
ちょっと長い噺ではありますが、みなさんじっくりと聴いてくださいました。
やっぱりこれは、深い人生経験がある愚楽兄さんだからこその一席です。
私が以前に「泣きすぎて何言ってるかわからない」と文句を言ったので、泣くのは控えめにしたそうです。
いや、それでもけっこう泣いてたように思いますがw
ミスター完璧主義なのでイマイチな出来と語っていましたが、あとでみなさんに訊いてみたところ、グッと来た、やっぱり人情話はいい!となかなかの高評価でしたよ。
弱っていたおさし身も、迎え酒のおかげで復活!
美味しいお酒と料理をたらふくごちそうになりました。ありがとうございます。
みなさんよく笑っていらっしゃっただけあって(?)楽しい方ばかりで、初対面だというのにワーワー騒いで落語の話やらなんやらかんやら、たいへんな盛り上がり。
落語でつながったみなさんといい関係を紡ぐ。
これこそカウンセリング落語の醍醐味でございます!
って、ただの酒好きの集団という噂もありますがwww
ぜひまた来年も呼んでくださいね〜と四ツ谷を後にしたのでありました。
*高座の写真は副住職に撮っていただきました!ありがとうございます。