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日暮里 「目黒のさんま」
おさし身「厩火事」
愚楽  「松山鏡」

(出演順)

ふたたび東京厚生年金病院の緩和ケア病棟に行って参りました〜。
今回も患者さんやスタッフ、ボランティアのみなさんなど、10人余りの方に集まっていただきました。

→前回の様子はこちら

少し早めに来てくださった方とお話する時間がありまして。
「生の落語は初めてなんで、すごく楽しみですー」
なんて言っていただいんたんですが、あれ、不思議なもんですね。少しお話をしただけで、なんだか知り合いのような気持ちになりまして、いつもよりもリラックスできたような気がします。

とか言ってるうちに、前回とっても喜んでいただいた方もいらっしゃって、また今回も楽しみにしていらっしゃるってことで、改めて気合いも入ります!


111118-1.jpg今回も一番手は日暮里兄さん。
秋も深まったところで、この季節にぴったりな「目黒のさんま」です。
「思い出しながらやったw 出来は60点」と言ってましたが、なかなかどうして、「日暮里らしさ」が出ていたんじゃないでしょうか。

しばしば言われますが、「目黒のさんま」って題名は知ってるけど、中身を聞いたのは初めてって方が多いんですよね。そう言っていただけると、ちょっとうれしくなったりします!

111118-2.jpg続きましておさし身は、けっこう久しぶりな気がする「厩火事」。
まあ、ちょこちょこ抜けたりもしましたが、私も自分らしさを出せたような気がします。

柳太郎師匠が言ってたんですよねー、やってるうちに自分の間になっていくって。
でも、稽古をいくら繰り返してもダメで、こうしてお客さんの前でやらせていただかないと、なかなか身にはつかないもんなんですね。

111118-3.jpgそして今回もトリは愚楽兄さんの「松山鏡」。さすがの安定感でありました。
私は松山鏡を聞くたびに、あの、なまってる感じがいいんだよなーっと思います。

ところで、この話に出てくるおかみさん、「おみつさん」と言うんですが、ちょうど聞いていらした方が同じお名前なんだそうで!
「私のこと呼ばれてるような気がしたわ」とおっしゃっていました。うれしいサプライズです。


実は数日前に「緩和ケア病棟で落語をやる」ということについて、改めて考えるきっかけがありまして。

111118-4.jpg落語を聞きたい方もいれば、聞きたくない方もいる、そんな当たり前のことを忘れがちになっていたんじゃないかと、私もいたく反省しました。
で、この日は、その場にいない方にも思いをはせつつ、あまりうるさくなりすぎないよう、声量控えめでお送りしました。

私の個人的な気持ちですが、命が終わるのはいつかわからないから、毎日をふつうに、大事に過ごせたらいいなと思うんです。
私たちの方が先にこの世とおさらばしないとも限らない中、「いま・ここ」を共にできるというのは、やっぱりすごくうれしいことだと思います。
改めてそんなことを考えるきっかけをもらって、ありがとうございました!

そんなこんなを打ち上げで熱く語り合いながら、夜は更けていったのでありました・・・。
(そしてまた飲み過ぎて反省しました。)

おさし身

*今回もボランティアのMさんに写真を撮っていただきました!ありがとうございます。

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