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日暮里 「子ほめ(まくら)」
憂世  「新作:ほとけの子」
日暮里 「子ほめ」
おさし身「目黒のさんま」
〜中入り〜
日暮里 「金明竹」
おさし身「厩火事」
(出演順)

さわやかな秋の日、岐阜県は加茂郡にあります正宗寺(しょうじゅうじ)さんまで行ってまいりました。
というのも、こちらのご住職も日暮亭のメンバーというご縁で、お声がけをいただいたのです!
日暮亭はじめての岐阜でございます!

前日の夜に岐阜に到着いたしまして、当日は朝から車で正宗寺さんへ向かいます。
「山の中だからねー」とは聞いていたんですが・・・ホントに山の中でしたw



↑こーんな感じで進んでいくと、山の中に立派なお寺が!(写真を撮るのも忘れて感激してました)

今回お邪魔したのは日暮里、憂世、おさし身の3名。
お手伝いのみなさんも含めると100人ほどのみなさんに集まっていただいたとのことで、広い堂内がいっぱいでございました。ありがたいことです。


ご住職にご紹介をいただいたあと、さっそく日暮里兄さんが高座へ。
「ストレス部長」をやろうかな〜なんて言ってましたが、お客さんの感じからすると古典の方がいいかなってことで「子ほめ」に変更です。
急遽ネタを変更できるなんてすごいね!

はじめての場所だし、遠くまできちゃったし、お客さんもいっぱいいるし、もうホントいいお客さんばかりで初めからどっとうけてくれるし。
というのが理由ではないように思いますが、「子ほめ」の途中で急に詰まってしまいまして。
師匠の教え通り、「忘れちゃいましたゴメンナサイ」ってんで、下りてきてしまいましたw

いやー、ホント、日暮里兄さんとしても、いつも一緒にやらせてもらってるおさし身としても、はじめての経験☆でしたw


そんなわけで、予定よりも早い登場となった憂世姉さんなのですが、そこはもう、いつもの通りの落ち着きっぷり。
いきなり白鵬の浴衣を見せびらかしてから、新作の中でも一番好きだという「ほとけの子」を、長めの間でたっぷりとやりきってくれました。

憂世姉さんは落語をやるのが久しぶりなもんで、出番前は緊張するーーって言ってたんですけどね。
緊張するする詐欺ですw


その間になんとか落ち着きを取り戻した日暮里兄さん、満を持しての再登場。
先ほど詰まったところでは「さっきここで間違えたんじゃねえか」なんて一言はさむ余裕も見せてくれました。
実は後半、ちょこっと飛ばしたセリフなんかもあったりしましたがw


そしてようやく、わたくしの出番でございます。
季節もぴったりなんで「目黒のさんま」に決めたのはいいんですが、かなり久しぶりだったもんで、ちょっぴり不安な気持ちでいたんですが、なんとか負の連鎖にならないようにw、最後までつとめさせていただきました。

ちょっと色っぽい姫の小噺ももちろんやりまして、お父さん方が笑ってくださったのがうれしかったです!
が、最後の最後でちょこっと間違えたのは、ここだけの秘密です。


と、だいぶ長くなりましたので、今回のレポートはここまで。
後半に続きます。

おさし身

日暮里 「子ほめ」
おさし身「厩火事」
特別ゲスト
(出演順)

今年の夏もまあバタバタと過ぎていきまして、
カウンセリング落語の活動もちょっと一休みという感じでしたが、秋は再び活動開始です!

ご縁をいただきまして、市川市にある立正佼成会市川教会さんで落語をやらせていただきました。
市川教会さんは今年40周年ということで、その感謝祭のステージでぜひ落語を、ということだったんです。


式典のあと、外では模擬店が、室内ではフラダンスや鼓笛隊や踊りのステージが行われまして、次の出番が日暮亭です。
日暮里兄さん、はじめは「ストレス部長」をやろうかなーなんて言ってたんですが、客席の様子を見て、「女性が多いから、古典の方がうけるかなー」と「子ほめ」に変更。

お客さんを見て急遽ネタ変更とか、そんなこともできちゃう総代はスゴイ!
そんな古典落語、みなさんじっくり聴いてくださって、大いに笑ってくださいました。
一番うけたのは、高座が壊れないか心配だっていうマクラだったんですけどねw


さて2番手のおさし身はいつもの「厩火事」。
まあ笑いどころは少なめの人情話なんですが、なんか爆笑してるお客さんがいるなーと思ったら、うちのカーチャンでしたww
おさきさんの可愛らしさが伝わったらうれしいな〜なんて思います。


そして特別ゲストとして登場したのは、市川教会の教会長さん!
落語がお好きだということをうかがっておりましたので、サプライズとして出てくださいとお願いしたら快く引き受けてくださったんです。

稽古をしていないと言われてましたが、さすがの貫禄で古典のまくらをいくつか話してくださいました。
もうわれわれ前座状態ですw
大いに盛り上がって落語のステージは終了となり、おやじバンドのみなさんに席を譲りました。


みなさんに「面白かったわよ〜」と口々に声をかけていただき、模擬店のいろんなお料理もたっぷりいただいて、帰宅の途につきました。
至れり尽くせりのおもてなしをしてくださったスタッフのみなさんにも感謝です!

後日、観客のみなさんに会う機会があったんですが、「このまえ落語をやってた人ね」「私も聴いた、楽しかった」と、主に妙齢のお嬢さん方にモテモテになりましたw
久しぶりの高座、とっても楽しかったです。
ありがとうございました!

おさし身

山好「夫婦の会話不足」

今回紹介するのは日暮亭山好(さんこう)さんのひとり寄席!
日暮亭のメンバーが、なんとイベントで落語をやってきましたよ〜。

おさし身も見学しに行くつもりだったんですが、生憎都合が悪くてスミマセン。
山好さんのレポートでお楽しみください。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 落語を頼まれたのは、さいたま共済会館で行われた「2013はたらく女性の埼玉集会」。

10時から日弁連前会長の宇都宮弁護士の記念講演「男女ともいきいき暮らせる社会の実現を」があり、講演が終わった合間、昼食休憩前の12時から15分くらいの時間をいただいていたのですが、ドキドキで臨みました。

参加者は、ほとんどが女性で約200人。
席は埋まっていて、俺の落語はついでに聞くだけとはいえ、ますます緊張。

落語が始まり、マクラで少し笑ってもらえたので、気を良くしてエイヤと演じました。

落語が終わって、知人の感想は「最初どぎまぎしてたけど、後半は良かった」とのことで一安心。
最後の下げが皆さんに理解できたか少し心配。

会場からの反応は、笑うべきところで笑っていただけたのでうけていたと思います。
会場のみなさん、和んでましたね~。

集会事務局からは、感想に「もう少し落語を聞きたかった」とあった、と聞きました。
着物姿が「様になっている」「粋だ」との声もいただきました。
「また、機会がありましたらお願い致します」との感想をもらいホットしました。

日暮亭山好

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

200人の女性を前にあたふたしている様子が目に浮かびますw
会場でお聴きになってくださったみなさん、いい機会をありがとうございました!
ここからまたボランティア落語の輪が広がっていくといいなーと思います。

山好さんの新作落語を聴いてみたい!という方は、右のフォームからお問い合わせくださいね。

おさし身

保樹美 「新作:供養」
憂世  「
新作:男と女の間には…」
おさし身「転宅」

愚楽  「松山鏡」
〜中入り〜
おさし身「新作:
お見合いへの道
愚楽  「子別れ」
(出演順)

暑い中、はるばる横浜(の奥地の方)に行ってきましたよ〜。
以前にもお世話になった保樹美さんの友人のご紹介。
ご飯が美味しい通所施設、ハッピーデイズ瀬谷さんでのいまここ寄席です。

ハッピーデイズ瀬谷のご紹介
→ちなみに前回お邪魔したハッピーデイズ相模原中央の様子

今回は女性3名に男性1名という、両手に花でも足りない編成です!
20名ほどのみなさんを前に、たっぷり2時間ほどやらせていただきましたので、若干駆け足でレポートします。


まずは席亭の保樹美さんの新作「供養」からスタート。
稽古してない〜〜と言いつつ、相変わらず落ち着いた語り口の保樹美さんです。
事前に盛り上げていただいた効果もあってか、みなさんとっても反応がいいのです。
ときどきネタを先に言われることもありましたがご愛嬌。最後には大笑いとなりました。


続いて憂世姉さん。今年の新作「男と女の間には…」
この日はおニューの浴衣ということで、さらに注目度が上がります。
久しぶりだから緊張しちゃう〜〜と言いつつ、相変わらずバッチリ決めてくれました。
思わせぶりなタイトルですが、中身はいつもの憂世姉さんらしい、カワイイ噺なのでご安心ください!


次はおさし身が2度目の挑戦「転宅」です。
もうみなさんもかなりあったまってますから、「おさし身でございます!」と名乗るだけでも笑っていただけるというありがたさw
 まだまだ自分のモノにはなっていないネタですが、みなさんに聴いていただいて、さらに磨きをかけていこうと思っております。


前半のトリは愚楽兄さんの「松山鏡」。
お馴染みのなまり言葉に、あちこちからくすくす笑い。
鏡をのぞくところでは、思わず拍手が起こっていました。
みなさんにたっぷり笑っていただいて、お中入りとなりました。


特製のフルーツジュースをいただきながら、みなさんとたっぷりお話させていただきました。
笑点を毎週見てるわよ〜という方、浅草や横浜の寄席に行ったことがあるという方、みなさんお元気で何よりです。
「みんな若くていいわねー」という声に、「いやいや、こう見えてもそんなに若くないんです」と応えたところ、「私なんて倍以上よ!」と怒られてしまったりもしましたw


 たっぷり休憩してからの後半は、おさし身久しぶりの新作、婚活落語です。
「もう婚活落語をやって5年ほどになるんですよ〜。ということは、私の婚活がうまくいってるかどうか、おわかりですね」なんてマクラで話していたら、「あー、うまくいってないんだー」なんて声が聞こえてきましたw
ともあれ、前日にさらっておいた甲斐があって、ネタの方は無事終了。


そして大トリもまた愚楽兄さん。「子別れ」です。
すっかりみなさん打ち解けてくださって、「よっ!」「真打ち登場!」なんて声もかかりますw
亀ちゃんが泣いてるシーンでなぜか笑いがおきたりしたものの、やっぱりいい噺ですから、みなさんぐっと引き込まれている様子。
最後には盛大な拍手で、いまここ寄席の終了となりました。


お帰りの際には「最後の噺がよかったわ」なんて声もあったようで、本当に長時間ありがとうございました!
一緒に盛り上げてくださったスタッフのみなさんにも大感謝です。
おいしいコーヒーとアイスをいただいて、次回はぜひご飯を食べに行きたいなーと思いました。


おさし身
日暮里 「子ほめ」
おさし身「ん廻し」
愚楽  「松山鏡」

(出演順)

新年あけまして1回目のいまここ寄席は、新橋にあります「福祉プラザさくら川」さんに行って参りました!
こちらは以前小学校だった敷地に建てられたということなんですが、ステキな建物でした。
お打ち合わせに行ったついでに見学もさせていただきまして、担当のSさんにはたいへんお世話になりました。

新年会ウイークで毎日いろいろなボランティアの方々がいらっしゃっているということで、なおさら気合いも入ります。
毛氈やら座布団やら出囃子やら・・・と準備をしているあいだに、観客の方と少しお話する時間がありました。
「これから何やんの?」「落語ですよー」
「あんたがやんの?」「そうですよー」
なんて話につきあっていただいたおかげで、緊張が少しゆるんで、いい感じに寄席がスタートできたように思います。

130113-1.jpg
こんなステキな会場でした!
(Sさんにお送りいただいた写真です)

130113-2.jpgまずは日暮里兄さん。
「ホンモノの寄席に行ったことのある方はいらっしゃいますかー?」なんて客席に問いかけたりして、さすがの雰囲気作りです。
いくつか小噺をやってからの「子ほめ」。
間を長めにとったからか、いつものようにカミカミではなく、より聞きやすかったように感じました。
(とか言うと、「上から目線」って言われちゃうんですけどもw)

130113-3.jpg2番手はおさし身です。
新年会なので、酒飲んでワーワーやって、ちょっとめでたい感じが出せるといいなーっと「ん廻し」をやりました。
言い立てのところでは拍手をいただきまして、気持ちよ〜くやらせていただきました。
ホント、いいお客さんです。

そしてトリは愚楽兄さんの「松山鏡」。
いやー、やっぱり松山鏡いいわ〜〜と言いながら聴いてましたw
松山鏡はしぐさと訛りがいいなと思います。
こちらも長めの間でゆったりとやっていたので、みなさんじっくりと聴いていらっしゃるようでした。

130113-4.jpg

落語好きの方は「知ってる話だけど面白かった」なんて言ってくださいまして、こうした一言一言がとっても励みになるなーと思います。
担当のSさんからも「寄席に行くのは難しい方が多いので、滅多にない機会だったと思います」という声をいただき、「寄席の雰囲気ももっていきたい」という思いが、少しは伝わったかなと思うとうれしかったです。

ちなみに、終わってすぐに高座の写真をプリントアウトして、プレゼントしてくださったんです。
おさし身、カンゲキしました。ありがとうございます。

せっかくのご縁をいただきましたので、これからも何度かおうかがいして、みなさんの「顔なじみ」になれるようにしたいものです。
こいつぁ新春から縁起がいいわいな〜〜〜〜。

おさし身
 
130113-5.jpg
ステキな控え室に、思わずおもしろフェイスになったトコロ。
 
日暮里 「寿限無」
おさし身「ん廻し」
憂世  「新作:仏さまは知っている
愚楽  「転失気
(出演順)

お久しぶりのおさし身です!
いやー、ブログは久しぶりですけど、その間にもシークレット落語会とか、カウンセリング座談会とか、いろいろ活動してたんです。
そんな中、むくげのいえでいまここ寄席をご覧になったという方からお声がけをいただきまして、盲学校の宿舎に行ってきました。
なんだか「つながり」を感じてうれしいですね。

120807_1.jpg暑い中を会場にたどり着きますと、まずは涼しい楽屋に案内していただきまして一息。
「日暮亭」の名前が掲げてあるステージに(ありがとうございます!)、マットを置いて高座を作り、準備完了です。

今回はいつもの3人に加えまして、憂世姉さんも参加。
そして我らが富田先生が「ぜひ見学したい」ということでいらしてくださいました。
ヒエー、ちゃんとやらないと怒られる・・・って、いつも精一杯ちゃんとやってますけどねw
小中学生と先生、スタッフのみなさんに、保護者の方も数名来られまして、20人余りになったところで、いまここ寄席のスタートです。


120807_2.jpgはじめに愚楽兄さんからご挨拶がありまして、一番手は日暮里兄さんの「寿限無」。
実はこれ、担当のFさんからリクエストをいただきまして、ネタおろしだったんです。
我々もハラハラしながら見てましたw
前半はセリフがあやういところもありましたが、「何それ、間違ってんじゃねえの?」なんて自分で突っ込みを入れてたところはさすがです。
後半は徐々にノッてきまして、もう最後の方は何言ってるかわからない状態!
ともあれ楽しんでいただけたことと思います。

120807_3.jpg二番手はおさし身の「ん廻し」でして、久しぶりだなーと思ったら1年ぶりくらい?
この「ん廻し」、何となく苦手に感じてるんですが、子どもたちにはわかりやすいかなと思って、チャレンジ企画です。
いやもう、みなさんガッツリ聴いて笑ってくださるもんで、だんだん楽しくなってきまして、最後までワワワーっと大騒ぎさせてもらいました。
もうこれで「ん廻し」恐くなーい!とか言ってまた調子に乗るときっと失敗するww
いやでも、そう思えるのは観客のみなさまのおかげでございます。


さて、この日は子どもたちが中心ということもあり、ここで休憩が入りまして、その後はふれあいタイム。
いつも柳太郎師匠からおしえていただいている短い小咄をみんなでやってみようということになりました。
いやー、これがねー、もう、ものすごく盛り上がりました!

笑点をいつも見ているという子や、初めは恥ずかしかったけどやってみたという子、小さい声だけどがんばった子、それから先生も高座で小咄を披露してくれました。
あと、寿限無の長〜い名前を言ってくれた子もいて、「日暮里さんより上手ねー」なんて言われてましたw

なんだか、みなさんの和気あいあいとした雰囲気に、日頃もこんな風に過ごしているんだろうなーと感じつつ、短い時間だけどもそこに混ぜてもらっているような気持ちになりました。
みなさんも、高座に上がって落語をやってみることの楽しさを感じてくれたらうれしいです。


120807_4.jpgここから落語も後半戦。三番手は憂世姉さんの新作「仏さまは知っている」。
新作の中の子どもたちの姿が、ふだんの子どもたちの様子と重なるのか、先生たちがうんうんうなずいていてくれたように思います。
落語って昔の話でよくわかんないというイメージが、ちょこっと変わったらいいなと思いました。

そしてトリは愚楽兄さんの「転失気」です。
子どもたちも大好きな(?)屁の話ですから、ウケるんじゃないかと思ってたんですけれども・・・ややウケ?
というのも、この日はみんな朝から遊んでいたということで、だいぶ疲れてきちゃったんじゃないかと。
ちなみに私も暑さと前半の飛ばし過ぎで疲れてましたw
ともあれ、愚楽兄さんの落語はいつも通り安定の出来でした。さすがです!

120807_5.jpg

最後に「ぜひまた来てください!」とうれしい言葉をいただきまして、落語会は終了となりました。
帰り際にもお見送りしていただいてありがとうございます。
ホント、いつも思うことではありますが、私たちの方がいい経験をさせていただきました。
今度はもう少し時間を短めにしましょうねー。

おさし身
日暮里 「子ほめ」
おさし身「厩火事」
愚楽  「松山鏡
(出演順)

またこのブログからお声がけをいただきまして、西新井にある老人保健施設「むくげのいえ」に行ってきました。
ほんとにみなさん、日暮亭のブログを見つけてくれて、ありがたいことでございます。

むくげのいえ

th_P1030899.jpg当日は生憎の雨模様でしたが、日暮里兄さんの車でドーンと乗りつけますと、立派な建物!
スタッフのみなさんに歓迎していただきまして、早速着替えて会場へ。

そしたらもう大変です。50人くらいの方が集まっていらっしゃいました。
事前にお送りしていたプロフィールでご紹介にあずかり、早速いまここ寄席のスタートです。


トップバッターは毎度おなじみ日暮里兄さん。
マクラで日暮亭や師匠の紹介をしつつ、小噺を披露すると小さな笑いがおこります。
これはもうノリノリの子ほめが見られるかと思いきや、途中ちょっと飛ばしたり、言い直したりなんてところもありまして、ヤヤウケに終わりましたw
日暮里兄さん曰く、「観客が多くてちょっとビビった」そうですが、それでもみなさん楽しんでいらっしゃる様子でしたよー。

P1030908.jpgth_P1030910.jpg

そしてこのメンバーでいくと二番手はおさし身なわけで。
いつもの婚活アピールもあたたかく聴いていただきまして、がっつり厩火事をやらせていただきました。
笑いはちょっと少なめだったのが残念ですが、厩火事はそんなに大笑いするところないですからね。
(と自分をなぐさめてますw)
でも、みなさんが本当にじっくりと聴いてくださってるのが伝わってきました。ありがとうございます!

P1030916.jpgP1030914.jpg

そしてトリは愚楽兄さんの松山鏡。
マクラでボケると、思わず「うそー」という声もあがりまして、たいへん盛り上がりました!
それでいて聴かせるところはグッと聴かせますからねー。
最近、「初めて行ったところでは松山鏡をやる」と決めているそうですが、さらに磨きがかかってピッカピカの松山鏡だったように思います。

th_P1030925.jpgP1030930.jpg

1時間ほどで終了となりまして、みなさん口々に「面白かったー」「ストレス解消になったー」なんて言ってくださいました。
ありがとうございます!

「またぜひ来てね」という声もあったようで、担当のKさんと、次回はぜひ分かち合いの時間も作りたいですね、なんて話をしてきました。
そうなると次回はぜひもっと笑っていただきたいなー、なんて欲張りな気持ちになったおさし身でした。


おさし身
th_P1030902.jpg
出演前の日暮里兄さん。
このあとグダグダになることはまだ知らないw
愚楽  「松山鏡」
保樹美 「新作:医者  いま、むかし」
憂世  「新作:ほとけの子」
おさし身「たぬ札

(出演順)

0421-2.jpg二人会の興奮も覚めやらぬ中、相模原へ行って参りました〜。
今回は保樹美さんのご友人からご縁をいただきまして、「ハッピーデイズ相模原中央」さんでのボランティア落語です。

ハッピーデイズ相模原中央のご紹介はこちら

こちらはワタミさんの通所介護施設なんだそうです。
サイトにも書いてありますが、「レストランのようなデイサービス」ということで、まさに入り口はレストランそのもの。
よく間違えて入って来られる方もいらっしゃるということでしたw

素晴らしいポスターと、雰囲気を盛り上げるチケット(もちろん無料ですが)まで作っていただきました。ありがとうございます!

0421-1.jpgみなさんが揃われるまでの間、ロボット君に前座をつとめてもらったりして、実にあったかい雰囲気だなーと思いました。
(写真はロボット君&司会をしてくださったスタッフSさん)

初めての場所なのでちょっと緊張しますが、「いつも通りなら大丈夫」という師匠の言葉を旨に、いまここ寄席のはじまりです。


0421-3.jpg今回は日暮里兄さんが欠席のため、あわや女子落語会になるかと思いきや、黒一点(?)の愚楽兄さんが来てくれまして、トップバッターをつとめます。
「イケメンだから途中で抱きついちゃうかもしれない」なんて声のなか、『松山鏡』からのスタート。
もうね、初っぱなから楽しげな笑い声が響いてきまして。
愚楽兄さんは「箸が転げてもおかしい年頃なんじゃないか」なんて冗談を言ってましたが、本当にみなさんよく笑ってくださいました。

0421-4.jpg0421-5.jpg

出演前に「どっちの手ぬぐいショー」をやる愚楽兄さん
 

0421-7.jpg二番手は保樹美さん。この日は幹事ということで、仕切りもバッチリです!
医者のマクラも長いバージョンでそつなくこなしまして新作へ。
調子が悪くて医者にかかるという内容もあってか、みなさん「うんうん、わかるわかるー」てな感じで深くうなずいていらっしゃいました。

0421-6.jpg友人の前で落語をやるということで、「いつも以上に緊張した〜」と、本人は言ってましたが、全然そんな風には見えない落ち着きっぷりでした。


お次は憂世姉さんの新作『ほとけの子』です。
これ、先日の二人会でやったばっかりのネタなんですけどね、二人会のとき以上にウケてました。
って、比べちゃいけないのかもしれませんけどね。

0421-8.jpgウケるとうれしくなっちゃって、さらにがんばっちゃうもんですから、笑いの相乗効果でもってたいへんに盛り上がりました!


ここでいったんおやつ休憩。
今までにない流れなもんですから、いったん盛り上がった場が落ち着いちゃったらどうしよう・・・なんて要らぬ心配をしていたんですが、ところがどっこい、話に花が咲きまして、さらに空気があったまったように感じました。

我々もスタッフのみなさんと一緒に間へ入らせていただいて、いろんな話を聴かせていただきました。
柳昇師匠のファンの方や、けっこう寄席に行くという方、落語を覚えてやってみたいなあという方など、もっともっとお話を聴いていたい気分になりました。
やっぱりこれ、落語をやったからこそだと思うんです。
いきなり初対面で「話しましょ」って言っても難しいですもんね。
「落語を通したコミュニケーション」という日暮亭の目的が、少し達成できたかなーなんて感じました。


0421-9.jpgと、いつまでも喋っているわけにもいかず、トリはおさし身の『たぬ札』です。
さきほどの休憩時間におしゃべりをしたこともあり、私もどこか安心したような気持ちで、たぬきになりきることができました。
「面白かった」「楽しかった」という声もとってもうれしかったですが、「たぬきがかわいかった」という声もいただきまして、ありがとうございました!
(たぬきにならなくてもカワイイので、そこんとこヨロシク)


みなさんいつもこうして賑やかなのかと思ったのですが、スタッフの方に聞いたところ、「みなさんがこんなに笑っているのを見たのは初めてです」ということでしたので、驚きました。
おいしいコーヒーもいただいて、今度はぜひ、みなさんが「とってもおいしい」と口を揃えて言っていたランチも食べてみたいと思います。

柳太郎師匠にはいつも高座百遍と言われておりますが、今回も「こうして回数を重ねることで実力と経験は必ず向上していくはず」というメッセージをいただきました。
今後もまたいろいろな場で経験を積んでいきたいと思っております。


カウンセリング落語ボランティアに興味のある方、
ぜひ右側にあるお問い合わせフォーム→→→→→→→
からご連絡ください!お待ちしておりまーす。

おさし身

 
日暮里「子ほめ」
憂世 「新作:仏さまは知っている
保樹美「新作:家族だんらん」
愚楽 「松山鏡」

(出演順)

3月20日の祝日に、憂世姉さんのご紹介で、千葉の「あんしんケアホームわかば」で落語をやってきましたー。(らしいです)
というのも、ブログ担当おさし身は残念ながら不参加だったもので。
当日のレポートは保樹美さんが書いてくれました!
いつもと違うフレッシュなレポート、どうぞお楽しみください、

------------- では、はじまりはじまり〜 -------------

60500350.jpeg3月20日(火)千葉市内にあるグループホーム「あんしんケアホームわかば」のデイサービスで、日暮里兄さん、憂世姉さん、愚楽兄さんと、私、保樹美の4人で、いまここ寄席に行ってきました。

今回は、いつもブログを書いている、おさし身姉さんがお休みだったので、代わりに保樹美のレポートでお送りします。


千葉に到着!!
最初に思ったのが千葉駅大きいな~ということ。祝日だったこともあって、人も多く、そしてロータリー前にバーン!と「花の都ちば」という看板が…でも花の姿が見当たらないんですけど~!!ちょっとおもしろくて撮っちゃいました。

実は私、千葉県民なんですけど、東京寄りのために、あまり千葉駅は利用しなくて…すみません。


a1c4e4d4.jpegさて、施設の担当のMさんが車で迎えに来てくださって、みんなで話と景色を楽しみながら施設に向かいました。
Mさんは、とても気さくなおもしろい方で、憂世姉さんの昔からの友人ということもあり、早くも和気あいあいと和んだ空気に。

駅前を抜けると、どこか懐かしい感じがする風景が広がっていました。昔からの日本家屋があったり、広い庭を持っていたり、畑が広がっていたり…。
嬉しかったのは、そこここで梅が見頃になっていたことです。ここのところの暖かさで一気に花開いたのか、春分の日にふさわしく春らしさを感じさせてくれました。


そうこうしているうちに施設に到着。玄関に入ってすぐ、明るくて暖かい雰囲気が伝わってきました。
今日の利用者さん達20名ほどと、スタッフさん。すでに集まっていて、きちんとイスに座って待っていてくださいました。その時はちょうどテレビを見ていたようですが、突然の“珍”入者にも、みなさんゆったりとされていて、いい雰囲気。

私達が準備をしている間を使って、担当のMさんを中心に場を和ませてくれていました。手遊び歌には少し参加させてもらいましたが、みなさんよく笑って楽しそう。Mさんが、まるでテレビのADさながらに笑いの練習を始めた時には、その様子に私達の方が思わず大笑いでした。


ea313083.jpeg場が暖まってきたところで落語本番。今回も日暮里兄さんの『子ほめ』からスタートです。
まくらの謎掛けや小咄が予想以上の盛り上がりをみせて、その反応の良さにちょっと驚きました。さすが兄さん!!掴みはかなりOKです!!

…ということで、兄さんも自信満々で噺に入っていけたのか、今回は間違うこともなく早口にもならず、終始一貫して、ゆったりとした間を保って「落ち」がつき、お見事でした。


26926155.jpeg続いて憂世姉さんの『仏さまは知っている』。
打ち合わせでは「同じまくらを使ったネタを3パターン作ってるから、最近は頭の中で混乱する」と言っていましたが、どうしてなかなか、堂に入ったものです。
友人の前で演じるのも恥ずかしい、とも言っていましたが、そんな様子も見せず、やりきっていましたよ。


次が私、保樹美の『家族だんらん』。
最近ボランティアを休んでいて、本当に久しぶりの高座でした。しかもこのネタ2年ぶりくらい!!
家で練習して行ったのですが、高座に上がると緊張するもので、出だしで言葉が詰まり、肝心の次が出てこない!!…という、初めて「絶句」の恐ろしさがよぎった瞬間でした。

5.jpg柳太郎師匠に稽古をつけてもらうとき、いつも「絶句したら慌てない」と言われているのに、慌ててしまいました…。
そこはなんとか間をつないでやり過ごし、必死で頭の中を探って、糸口を掴んだときには心底ホッとしました。本当にこんな風に頭が真っ白になるんだ、と思いましたが、みなさん笑って許してくれて、本当にお客さんに救われました!!

その後は無事に言葉が出てきてくれて、歌が盛り込まれているネタなので、みなさんも手拍子してくださって、良かったです。


9588d0f2.jpeg大トリは愚楽兄さんの『松山鏡』。もう不動の地位ですね。しかも、やればやるほど演技に磨きがかかる!!
前半はじっくり聞かせ、中盤の盛り上がりから、後半、鏡を巡る正助とおみつのやりとりなんて、大迫力の演技!!みなさん、すっかり松山鏡の世界に浸っていました。
要所要所で笑いが生まれ、本当に上手いものです。愚楽兄さん、本当に腕上げてる!!


時間も予定通りで、みなさんなかなかの盛上がりを見せた会でした。
今回私が感動したのは、みなさんの笑いが溢れている雰囲気と、出囃子に合わせて手拍子をしてくれたことです。
演じ始め、終わりの拍手はあっても、出囃子から盛り上がるということは珍しいので、すごい嬉しかったです。

落語会終了後、お茶の時間にも同席させていただき、おいしいお茶とお菓子とおしゃべりを楽しみました。
落語会の様子をビデオ撮影してくれていたのですが、それを即、上映してくださり、利用者さんは本番が終わったのにまた映像で楽しむという、まるでオマケがついたお菓子のようでした。
でも、演者としては、どこか恥ずかしい気持ちでモジモジしちゃいました。

ちょうどお誕生日の利用者さんがいらっしゃり、みんなでハッピーバースデーを歌ってお祝いする手作りの誕生会は、暖かくて感動しました。
年齢を重ねても、こんな場所で仲間を作って共に過ごせたら有り難いですね。

本当に楽しいひと時を味わえました。ありがとうございました!!
(日暮亭  保樹美)


------------- 保樹美さんレポートありがとうございました〜 -------------

こうしてレポートを読むと、私も参加したかったなーっと思いますが、そこは仕方のないところ。
また機会がありましたら、ぜひ呼んでいただければと思います。
次回はぜひとも参加したいです!
おさし身
仕事のおはなし:おさし身→憂世→愚楽→日暮里

亜露波 「十徳」
おさし身「厩火事」
憂世  「新作:仏さまは知っている」
愚楽  「松山鏡」
日暮里 「目黒のさんま」

(出演順)

1.jpg8月5日金曜日に江古田へ行ってきましたよー。
場所は浅間湯2階のコミュニティホールです。畳敷きでなかなかステキな会場でした。

今回はいつもと違い、講演と落語の2本立て(?)。
日暮里兄さんがカウンセリングの勉強で知り合った、江古田明和会「えごのみ」のみなさんにご招待いただきました。

→江古田明和会「えごのみ」のサイトはこちら

参加者は施設利用者のみなさんとそのご家族。スタッフのみなさんを含めて50人ほどの会となりました。人数が多くてちょっとドキドキです。


まず第1部は「仕事のおはなし」ということで、自分の仕事について語らせてもらいました。
私、おさし身の本業はweb制作なんですが、一般のみなさんに仕事の内容を説明するのはなかなか難しく。それでもweb制作の楽しいところやしんどいところが、少しでも伝わったらいいなーと思いました。

続いて、憂世、愚楽、日暮里の順にそれぞれ自分の仕事のおはなしを聴いていただきました。

私たちはそれぞれまったく異なる仕事をしていますが、共通して感じているのは「仕事でたいせつなのは人間関係だ」ということ。どんな仕事でも、本当に一人きりでできる仕事なんかないと思うのです。
そこで、人間関係を学ぶヒントとして、第2部では日暮亭としてカウンセリング落語を披露することとなりました。

と、なんだか強引な感じもしますが、一言では語り尽くせないのが「カウンセリング落語」ということでございまして・・・。


2461cd7e.jpgてなわけで第2部の準備をしておりますと、我らが柳太郎師匠が会場に到着!
実はセミナーの後に行われる納涼会のゲストとしてお呼びしていたんですが、日暮亭の落語をチェックがてら早めに来てくださったのです。
うう、しかし、師匠の前だと、いつも以上に緊張しちゃいますけれども。

第2部は、自称「日暮亭のスーパー前座」の亜露波からスタート。
「見ての通りのハワイ人です」なんてご挨拶をしたら、みんなすっかり信じたようでw、すぐに「ウソですウソです」なんて打ち消していました。
都合により仕事のおはなしには参加できなかった亜露波ですが、落語の方は一番手でバッチリと『十徳』を決めてくれました。

次は私の『厩火事』でございまして、なんだか最初はちょっとあがってたんですが、やっているうちに(自分が)盛り上がってきて、最後まで語り終えることができました。
師匠からは、「最後はもっとゆっくりやってもいい」なんてご指導いただきまして、有難き幸せでございます! いつもなんか焦っちゃうもんでww

そして憂世姉さんはいつもの新作。
のちほど講評をいただいたところでは、「身近なお話で、みんなにもわかりやすくてよかった」とのこと。
それなら私も新作をやればよかったかしらーなんて言ってたら、新作ばっかりというのもバランスが悪いとのお返事。まったくその通りです。

6.jpg愚楽兄さんの『松山鏡』は、前回同様のフルバージョン。
年配の方からは「久しぶりに聴いて、とってもよかった」という感想をいただきました。もともとすごくいい噺ですが、愚楽兄さんのナマリっぷりがたまらんのですw
そして実は続きが出なくて一瞬止まってしまったんだそうですが、「あの間がよかった」という方もいらっしゃいましたので、けがの功名ってやつでしょうか!?

トリはもちろん日暮里兄さん。
久しぶりの『目黒のさんま』は、うっかり間違えたところもあったものの、見事にリカバー。
やっぱり回数をこなしていると違いますw


そんなこんなで、なんとかかんとかセミナー終了となりました。
第1部と第2部のつながりがいまいちわかりにくかったかしら?という反省はありつつも、みなさん熱心に聴いてくださいまして、本当にうれしく思いました。

「落語を通したコミュニケーション」をお届けしたいという気持ちでしたが、むしろこちらが楽しく、気持ちよくお話&落語をさせていただいたように思います。
事前準備から進行、後片付けまで、綿密な段取りのもとビシビシっと決めてくださったスタッフのみなさんに改めて感謝しております。ありがとうございました!

この後の納涼会、そして打ち上げがこれまた大変に楽しかったのですが、長くなりましたのでレポートはここまでといたします。

8e7f5141.jpgなお、今回の写真はすべて柳太郎師匠に撮っていただきました!ワーイ!
ふだんはなかなか写真を撮る余裕がないので、とってもいい記念になりました。ありがとうございます。



おさし身


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